朝から鏡をみてゾッとすることありませんか?日常ではそんな気にならないけど化粧をするために鏡をじっとみると・・・そこにはニキビ跡や毛穴の開いた肌が⁉
なんでみんな肌がきれいなのか。荒れていないのか。
この記事では肌が荒れてしまう原因ときれいにするための方法についてみていきます。
【原因】なんで肌が荒れるの?

皮膚に起こる不快なトラブルのことを肌荒れといい、これは肌のターンオーバーの乱れから皮膚のバリア機能の働きが低下したりすることによって引き起こされます。その症状は以下のように様々です。
- 皮膚のバリア機能の働きが低下
- 肌のターンオーバーの乱れ
あなたは下記のお肌の症状に当てはまりますか?
- 吹き出物ができる
- 肌がかさつく
- かゆみがでる
- 赤みがでる
- ぶつぶつができる
- 肌がごわつく
なぜ肌のターンオーバーの乱れから皮膚のバリア機能の働きが低下するのか、肌のターンオーバーの不調はなぜ起こるのか見てみましょう。
1.皮膚のバリア機能の低下
通常私たちの皮膚では、皮膚の一番奥で新しい細胞が生まれ、4~6週間で最後には垢となって剥がれ落ちていきます。この新陳代謝の期間を「ターンオーバー」といいます。
本来肌は、外部の刺激から肌を守る「バリア機能」を持っています。このバリア機能は肌表面の角質層が持っている働きで、ターンオーバーが乱れると新しい細胞が未完成なまま角質層まででてきて、機能十分ではなかったり、古い角質層が残ったままになったりします。
そうなるとバリア機能が低下し肌の不調を引き起こします。
2.ターンオーバーの乱れ
なんで肌のターンオーバーが乱れるのか。主な原因は次の3つです。
- 生活習慣の乱れ
- 間違ったスキンケア
- 紫外線や乾燥などの外的なもの
生活習慣の乱れ
睡眠不足や不規則な睡眠、偏った食事による栄養素の不足、ストレスによる自律神経の乱れなど日頃の生活習慣が乱れていると肌のターンオーバーも乱れていきます。
間違ったスキンケア
クレンジングと洗顔をしっかり行うことは基本ですが、クレンジングが肌にあっていなかったり、洗顔のお湯が熱すぎたりすると乾燥をひきおこしますし、肌をこすりすぎたりするとかえってターンオーバー機能を低下させます。
紫外線や乾燥などの外的なもの
紫外線によるダメージで必要な角質層を剥がしてしまい、ターンオーバーのサイクルを無理に早めてしまったり、乾燥による刺激の水分不足から、ターンオーバーを遅らせることになります。
【対処法】肌をきれいに保つには?

肌荒れを予防して肌をきれいに保つためのポイントは次の3つです。
- 刺激を抑えたクレンジング・洗顔
- 乳液で超保湿
- 具体的な生活改善
具体的には以下の通りです。
1.クレンジング、洗顔の方法

クレンジングや洗顔正しくできていますか?クレンジングはメイクを、洗顔はクレンジングで落としきれなかった毛穴の汚れや古い角質をきれいに落とすものです。
肌をきれいに保つためのクレンジング方法
メイクは必ずその日のうちに!お肌に汚れを残したままにすると、雑菌の繁殖する温床になります。
クレンジング料は少なすぎないように適量とり、力を入れてこすり過ぎないように優しくメイクとなじませて使いましょう。こすり過ぎると肌に刺激を与え、乾燥につながります。
アイメイクや口紅などは専用のリムーバで先に落としておくとゴシゴシこすらなくていいのでおススメです。
肌をきれいに保つための洗顔方法
洗顔料はしっかりと泡立てましょう。洗顔でも肌に刺激を与えないように優しく丁寧に。お湯で洗うと乾燥につながるのでぬるま湯(32℃~33℃)で洗うようにしましょう。また、タオルで拭く際もゴシゴシ拭かずに優しくふき取りましょう。
2.保湿

保湿をしっかりすることでお肌のバリア機能を整えることができます。バリア機能が働くことでお肌の乾燥や異物の侵入を防ぎます。バリア機能はお肌の水分量が保たれていることで十分に発揮されます。
化粧水で肌へ水分を補給し、柔らかくすることで他のスキンケア用品のなじみを良くします。しっかりと水分を補給したら乳液で油分を補給し、潤いを守ってあげましょう。また、乳液にはうるおいバリア機能をサポートする役割もあるので正しい順番で使いましょう。
3.生活習慣

ターンオーバーの乱れは特に生活習慣に影響されます。生活習慣の見直しは外せません。
十分な睡眠
睡眠時間はもちろんのこと、睡眠の質も重要です。入眠から3~4時間には成長ホルモンが出るとされています。成長ホルモンはきれいな肌を保つのに必要なホルモンです。入眠して途中で覚醒しないように、寝る前はスマホを見ない、寝室は真っ暗するなど寝るときの環境も気を付けてみましょう。
食事の見直し
ファストフードやコンビニ弁当ばかり食べていませんか?「野菜不足=ビタミン不足」です。ビタミンの中でも、特にビタミンB2とB6は皮膚科のニキビ治療薬や肌荒れのサプリメントにも含まれる重要な栄養素でなので積極的に摂取することを心がけましょう。
ビタミンB2を多く含む食品
- レバー
- ヨーグルト
- まいたけ
- 海苔
- アーモンド
- 卵
- 納豆
- 乳製品
ビタミンB6を多く含む食品
- 豚肉
- にんにく
- マグロ
- さんま
- かつお
- さつまい
- ささみ肉
- バナナ
たばこやお酒の摂取
たばこを吸うと血流が悪くなり、またニコチンなど体にとって有害な物質を無害化するためにビタミンCが大量に消費されてしまいます。アルコールは水分を失うため乾燥を引き起こします。たばこやお酒の摂取は極力控えましょう。
適度な運動
血流が悪いと栄養や酸素を体のすみずみまで運搬できず、健康な細胞を作る力が低下し肌荒れにつながります。10分程度の軽い運動でも血流がよくなるので、軽いウォーキングからでも身体を動かす習慣をつけましょう。
【根本解決】肌をきれいにするならまずはクレンジングバーム

肌をきれいに保ちたいならまずはクレンジングバームで洗顔を変えてみませんか?
クレンジングバームとは、クレンジングオイルを固めたもので、体温で温めるとクリームのように柔らかくなります。なので肌になじみやすくダメージを与えません。また油性成分の配合率が高く洗浄力が高いのが特徴です。
W洗顔不要のものもあり、肌をこすりすぎずしっかりと汚れも落とせます。
肌にたっぷりと水分が入るようにクレンジングバームで肌の汚れをしっかりと落としてお肌をきれいに保ちましょう。